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劇団なかゆび

エクリチュールの独裁体制に対するレジスタンスとして、上演を敢行する。テキストは一貫して〈哲学〉的であり、「断絶の詩人」、「仮面の傍白」ではそれぞれ韓国語、英語を取り込んでいる。また演出では〈アングラ〉を空間的基調として、上演における「問い」の同時代性を強く訴えてきた。この強靱な言語を核とした強靱な演劇は観客へ多大なる負担を強いるもので、必然的に賛否両論の下に晒される。グロトフスキは演劇を「俳優と観客のあいだで起こるもの」と定義したが、劇団なかゆびにあっては「演劇は俳優と観客との闘争である」。

劇団の名の由来は、おそらくあなたが思い浮かべた、それである。

 

■略歴

2014年、第三劇場の神田真直を主宰として、第三劇場・演劇集団Qの構成員を擁して結成。第三劇場のプロデュース公演として2014年、2015年に新町別館小ホールでの公演を経る。2016年には京都学生演劇祭2016に参加し、「45分間」にて審査員特別賞を受賞。続く2017年の第二回全国学生演劇祭でも審査員賞を受賞する。同年には第二回大韓民国演劇祭in大邱に招聘され、初の海外公演として「断絶の詩人」を上演。現地メディアにて、「宝石のような台詞」と好評を博す。さらに京都学生演劇祭2017では団体として出演もしながら、実行委員会の中心メンバーとなる。2018年以降は神田の大学卒業を機に、学生劇団から脱皮する。